
2012年にフィジークを初めて、翌年にプロカード取得し、2018年にはMr.Olympiaを優勝するなど、一気にスターダムにのし上がったブランドン・ヘンドリクソン。
2018年 日本で初めて開催されたJapan Proに参戦したのは、記憶に新しいと思います。
今回は、才能溢れるブランドンについて説明していきます。
プロフィール
本名 | ブランドン・ヘンドリクソン(Brandon Hendrickson) |
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職業 | IFBBプロフィジーカー |
出身 | USA シカゴ |
生年月日 | 1987年 |
身長 | 172cm |
体重 | オン:83.9kg オフ:88.5kg |

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主な戦績
2015 Tempa Pro | 1位 |
2016 Arnold Classic Ohio | 1位 |
2018 Mr. Olympia | 1位 |
生い立ち

シカゴの郊外で育ったブランドンは、子供の時からモデルの仕事に興味を持っていました。そして、大学に入学するまで地元のモデル教室に通っていました。
モデルとしての身体作りの一環としてジムに通い、そこでウェイトトレーニングをすることが楽しみでした。ブランドンいわく、良いトレーニングをした後の筋肉のパンプの感覚が好きだったようです。
次第にトレーニングにのめり込むようになると、趣味の域を超え、ライフワークになってきました。そこで、2012年初めてフィジークのコンテストに出場し、この世界で生きていこうと決意しました。
恵まれた才能はすぐに開花し、翌年にはプロカードを取得。さらに、3年後には世界主要大会である2016 Arnold Classic Ohioで優勝を成し遂げました。
そして、2018年 Mr. Olympiaでは、同コンテスト4連覇中のジェレミーやレイモンドといった強者を退け、優勝しました。ブランドンはフィジークを本格的に初めてたった6年で世界一位の称号を手にしたのです。
食事

ブランドンは食事に関しても繊細な注意を払います。自分に合った完璧な食事をいつも食べ、ジャンクフード、砂糖、アルコールは決して口にしません。
たとえ、オフシーズンであってもクリーンな食事をします。
食事プランは主に、ティラピア、ブロッコリー、鶏肉、カッテージチーズ、ナッツで構成されます。
食事メニュー(一例)
1日6食にし、朝は炭水化物を多めに摂取し、夜にかけて量を減らしていくプランにしています。カロリーは2,594kcal、たんぱく質288g、炭水化物248g、脂質54g。
1食目 全卵2個、卵白、オートミール、ストロベリー、ブルーベリー、ハチミツ、シナモン、アーモンドミルク、グレープフルーツ
2食目 玄米1カップ、ブロッコリー4個、エビ170g
3食目 鶏むね肉、サツマイモ、サヤインゲン
4食目 サーモン、サヤインゲン
5食目 ジャスミン米1カップ、ブロッコリー3個、エビ170g
6食目 卵白10個、全卵2個、ターキーソーセージ、玉ねぎ、マッシュルーム、コリアンダー、トマト
トレーニング

ブランドンは週6~7回トレーニングを行い、約1時間半ほどでメニューをこなします。
トレーニングの頻度は多いものの、短時間で一気に行う方法をとっています。
さらに、高重量は扱わず、マシントレーニングを重視し、特定の部位を効かせるトレーニングを行っています。
ブランドン語録
「何人にそんなこと出来ないと言われたことか。みんな自分が成し遂げるところすら見たくなかったのだと思う。私は、彼らに成し遂げた姿を見せる必要があった。彼らのためではなく、私自身のために」
「みんながあなたのすることに対して、賛同や共感するわけではない。しかし、彼らの言うことに耳を傾けるのではなく、辛抱して、自分の時間を有効活用してください。私たちの時間は後戻りはできないのです。暗く長いトンネルを抜けた後の光はどんな困難な時も忘れさせてくれるのです。」
ブランドンからの学び

ブラントンは2012年に本格的にトレーニング初め、わずか6年で世界最高のフィジーカーまで上り詰めました。一見順風満帆に見える経歴ですが、彼の生活はフィジークに関係のないことはすべてやめて、生活のすべてをトレーニングに捧げることで達成できた偉業です。
あるyou tubeの中でブランドンはこう言ってます。
「この世にフィジークという競技がなかったら、僕はホームレスになっているだろうね。」
しかし、彼はあなたにも出来るともいっています。浮き沈みのある人生の中、諦めずに続けていけば必ず結果がでる。あとは、時間の問題だと。

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