
フィジーカーといえば、ジェレミー・ブエンディアを思い浮かべる方も多いと思います。
2018年のMr. Olympia出場を最後に残念ながら引退をしてしまいましたが、2014 – 2017年にかけてMr. Olympia 4連覇を成し遂げたフィジーク チャンピオン ジェレミーについて紹介していきます。
目次
プロフィール
本名 | ジェレミー・ブエンディア(Jeremy Buendia) |
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職業 | IFBBプロフィジーカー |
出身 | USA カルフォルニア州 |
生年月日 | 1990年10月10日 |
身長 | 172cm |
体重 | オン:79.4kg ~ 83.9kg |

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主な戦績
2012 NPC Excalibur Championships | 1位 |
2013 NPC Amateur Grand Prix Los Angeles | 1位 |
2013 NPC Amateur Grand Prix Los Angeles | 1位 |
2013 NPC Junior USA Championships | 1位 |
2013 IFBB Sacramento Pro | 1位 |
2014 IFBB San Jose Pro | 1位 |
2014 Mr.Olympia | 1位 |
2015 Mr.Olympia | 1位 |
2016 Mr.Olympia | 1位 |
2017 Mr.Olympia | 1位 |
生い立ち

年少期から学生時代まで
ジェレミーは1990年10月10日にアメリカ合衆国カルフォルニア州で生まれました。父親が元ボディービルダーということもあり、ジェレミーは幼いころからトレーニングが身近にあったようです。
朝起きると、父親がトレーニングを行っているので、筋トレの音で目が覚めていたという話もあります。
今のジェレミーの原動力でもあるのが、「負けず嫌い」ということ。幼い時から他人と競争して負けたくないという思いが人一倍強かったそうです。
そんな彼が興味をもったスポーツはアメリカン・フットボール。
アメリカでは花形のスポーツですが、ジェレミーは高校時代より持ち前の運動神経を活かし大活躍していたそうです。
しかし、試合中に首の椎間板を損傷したことで1年間スポーツができなくなったそうです。
このケガが原因でジェレミーはアメリカン・フットボールを辞めることになります。
しかし、この出来事が彼の人生の中で大きな転換期になります。
その後、父親の影響もあり、ボディビルを目指すことになったのです。
フィジークへの道
ジェレミーは18歳のときに初めて大会に出場します。しかし、結果は6位入賞でした。
ただでさえ負けず嫌いのジェレミーは、この結果に相当落ち込み、コンテスト出場を控え、バルクアップに専念することになります。
そして、2年後の2010年NPC California State Bodybuilding Championshipsで見事優勝をし、これをきっかけにボディビルの世界で生きることを誓いました。
プロカード取得
その後、ジェレミーは次々と大会に出場することになります。
激しいトレーニングを行い、完成度の高い肉体美を作り上げ、2013年NPC Junior USA Championshipsに出場します。
結果は優勝。これを機に、IFBBプロカードを取得し、目標でもあったMr.Olympiaの出場チケットを手に入れました。
Mr.Olympia出場

プロカードを取得したジェレミーは、プロになったその年にMr.Olympiaに出場します。
Mr.Olympia前に2つのコンテストで優勝していたため、一躍大本命となったジェレミーですが、Mark Anthony選手に負け、惜しくも2位という結果に終わります。
この結果はジェレミーにとって、相当悔しかったらしく「二度と2位にはならない」と誓ったそうです。
そして翌年にリベンジを果たします。
2014年Mr.Olympiaでは見事優勝すると、2015年、2016年、2017年も優勝し、なんと4連覇を達成します。

食事

ジェレミーはほとんどのボディビルダーと同様に、リーンなたんぱく質、炭水化物、脂質をバランスよく摂取しています。
食事メニュー(一例)
1食目 卵白4分の5カップ オートミール 4分の3カップ
2食目 鳥のむね肉(220g) さつまいも(170g) アボカド半分
3食目 鳥のむね肉(170g) さつまいも(170g) グリーンビーンズ(110g)
4食目 鳥のむね肉(170g) さつまいも(110g) グリーンビーンズ(110g)
5食目 サーモン(200g) アボカド半分 大きめのサラダ
6食目 オートミール2分の1カップ ピーナッツバター小さじ1杯半
トレーニング

ジェレミーはパンプ感に重きを置いたトレーニングをしています。
特にお気に入りがベンチプレス、ダンベルカール、ダンベルラテラルレイズです。
また、有酸素に哲学があり、短いセッションを重視するジェレミーは30分以上の有酸素を推奨していません。
ジェレミー語録

「今日やるか、今日はやらないのかを毎朝自分に問いかけるんだ。その質問で、今日という一日の成果が決まるんだ」
「昨日より今日がより良くなるための目標をもって朝起きるんだ」
ジェレミーからの学び

ジェレミーから学ぶことは決して2位に甘んじてはならないということです。
彼は、多くのコンテストで優勝をしてきましたが、彼がそのポジションになったのは、負けた時の悔しさをバネに激しいトレーニングを行ってきたからです。
そして、彼が忠実にやってきた事は、一つ一つを毎日重ねていく、いきなり良くするのではなく、少しずつ良くしていくことで、彼はチャンピオンまで上り詰めたのです。
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