9月 ラスベガスで行われたミスターオリンピア(Mr. Olympia)で見事新チャンピオンになったブランドン・カリー選手。
2011年からミスターオリンピアに初めて出場してから、上位に食い込むも、フィル・ヒース選手などに壁を阻まれていましたが、今年見事に優勝を成し遂げました。
2018年優勝のショーン・ローデンやフィル・ヒースが不在だった2019年オリンピアですが、素晴らしいコンディションで挑んでいました。
今回は2019年ミスターオリンピア チャンピオンのブランドン・カリー選手について紹介していきます。
目次
プロフィール
本名 | ブランドン・カリー(Brandon Curry) |
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職業 | IFBBプロボディビルダー |
出身 | USA テネシー州 |
生年月日 | 1982年10月19日 |
身長 | 172.5cm |
体重 | 115.7 - 120kg |
主な戦績
2013 IFBB Arnold Classic Brazil | 1位 |
2015 IFBB Toronto Pro Supershow | 1位 |
2017 Arnold Classic Australia | 1位 |
2019 Arnold Classic | 1位 |
2019 Mr. Olympia | 1位 |

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生い立ち
年少期
ブランドンはテネシー州ナッシュビルで生まれ育ちました。ブランドンの両親は積極的に身体を動かすようにと、幼いころより体操、レスリング、サッカーなどをさせていました。
6歳のころには毎日放課後自宅でダンベルを使ってトレーニングを始め、徐々にのめり込んでいくようになります。
高校を卒業するころには、本格的にトレーニングをするようになり、大学ではウェイトトレーニングと栄養学について学んでいました。
ボディビルディングを始める
大学を卒業後、ブランドンはパーソナルトレーナーとして働くことになります。
またこの頃からプロボディビルダーを目指し、身体を大きくし始めます。
2003年に初めて大会に出場し、優勝。その後何度かアマチュアの大会に出場しながら、身体を改善していきます。
IFBBプロボディビルダー誕生
約9kgビルドアップをし、2008年NPC USA Championshipに優勝するとプロカードを取得しました。
これで、ブランドンは夢であったプロのステージに立つことが出来るようになったのです。
プロ転身後
プロボディビルダーになった後、24ものプロコンテストに出場しました。
2011年Mr. Olympia初出場、2013年 IFBB Arnold Classic Brazil 1位、2015 IFBB Toronto Pro Supershow 1位、2017 Arnold Classic Australia 1位と数々の業績を収めました。
ミスターオリンピア優勝
2019年はブランドンにとって忘れられない年になるでしょう。
3月に行われたArnold Classicで優勝すると勢いそのままに、2019年Mr.Olympiaで見事優勝を成し遂げ、世界一の称号を手にしました。
食事
ブランドンは1日7食~8食に分け食事を取ります。
積極的に固形物から栄養を補給し、オートミール、卵、野菜、肉、果物、ナッツ、米、サツマイモを主に摂取しています。
チートミールも取り入れていますが、可能な限りクリーンにし、グミやフルーツスナック、チョコレートバーが好物のようです。
ブランドン語録
あなたが何か大きなことを成し遂げようとするとき、必ず反対の声がします。それもあなたのまわりの人ほど言ってきます。しかし、彼らを責めるのはやめましょう。あなた自身が誰に何を言われても揺るがない断固とした目標のみがあなたを成功へ導くのです。
ブランドンからの学び
ブランドンは常に誰かに目標とされる、あこがれる存在になりたいと切望していました。
それは、自身が、幼いころよりシルベスター・スタローンにあこがれ、彼のようになりたいという気持ちによって、モチベーションをもらい、辛いトレーニングを行うことが出来たからです。
そして、夢は叶い。2019年Mr. Olympiaに優勝すると、世界中のトレーニーからあこがれる存在になったのです。
ブランドンは言います。もし自分が夢を実現したいと考えるのであれば、あなたの夢を達成している人を参考にしなさい。その方がより早く、より簡単に目標を達成することが出来るからです。

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